【競輪】現役選手が自転車かき氷で接待

 ペダルを漕ぐ梅田夕貴。後輪から伸びたチェーンが力を伝えてかき氷器のハンドルが動く仕組み
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 「不死鳥杯・G3」(25日、福井)

 G3開催中の福井競輪で25日、福井支部の現役選手たちが“自転車かき氷”で競輪ファンを”おもてなし”した。

 気温は35度近くなった福井競輪で、地元支部の現役選手たちがかき氷を振る舞った。できあがりは普通のかき氷だが、製作過程が普通とは違う。ローラーに固定された自転車を選手が漕ぐと、後輪に巻かれたチェーンが作動し、かき氷器のハンドルを動かす。この“自転車かき氷”は大好評で、当初は先着300人に振る舞う予定が「400杯以上は出ました」(高間悠平)とのこと。列が途切れることはなく、ファンからも「面白くておいしいのがいい」と喜んでいた。

 初日の25日は松山勝久、浜野雅樹、山出裕幸、梅田夕貴らが参加。最終日の28日まで“自転車かき氷”は毎日、先着300人の競輪ファンに振る舞われる。2日目の26日にはG1覇者の市田佳寿浩も“自転車かき氷”を稼働させる予定。

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