【競輪】小倉G1競輪祭は武田豊樹V

競輪祭を制しプレゼンターの柳ゆり菜(右)とガッツポーズをみせる武田豊樹=小倉競輪場(撮影・保田叔久)
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 「競輪祭・G1」(23日、小倉)

 11Rで決勝戦が行われ、武田豊樹(41)=茨城・88期・SS=が1着。今年2回目、通算7回目のG1V、競輪祭は2回目の優勝を飾った。

 レースは村上義弘(京都)が村上博幸(京都)-稲川翔(大阪)を連れて、打鐘(残り1周半)で先行策に出る。竹内雄作(岐阜)は出切れず、竹内を追走していた浅井康太(三重)は稲川に阻まれて後方へ。打鐘4角で平原康多(埼玉)が村上博後位に入り、武田との連係が外れる。だが、内を追い上げた稲川が平原をどかせたため、平原-武田で再連結。最終2角手前で平原が豪快に外を踏み上げ、3角でまくり切って先頭へ。最後は武田が直線で伸びて1着。平原が2着に粘り、阻まれながらも武田を追走した池田憲昭(香川)が3着に入った。

 ヒーローの武田は「グランプリへはここ(競輪祭)が大切と思っていた。平原君の優勝と思っていたけど(自分が)伸びましたね」と激戦を振り返った。

 この結果で「KEIRINグランプリ2015」(12月30日・京王閣)出場の9人が決定。今年のG1を制した山崎芳仁(福島)、新田祐大(福島)、武田、園田匠(福岡)に、獲得賞金ランク上位の平原、浅井、神山雄一郎(栃木)、稲垣裕之(京都)、村上義が年末の1億円バトルに参戦。そして、12月27日から1年間、S級S班となる。

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