【競輪】浅井が松山G3で完全優勝
「金亀杯争覇戦・G3」(27日、松山)
最終日の11Rで決勝戦が争われ、浅井康太(31)=三重・90期・SS=が3番手から直線で鋭く伸びて完全優勝。2月の奈良以来、通算17回目の記念制覇を果たした。2着は脇本雄太マークから切り替えた村上義弘、3着には浅井を追走した松谷秀幸が入った。
レースは脇本-村上が打鐘から先行し、単騎の浅井は3番手を確保。最終ホームから平原の反撃で意表を突かれたが、焦らずに村上の後方で脚をためる。そして、直線では村上との接戦を8分の1輪差で制した。 「これからもオールラウンダーとして、自力、マークともしっかりやっていきたい」と浅井。次のG1戦、日本選手権(静岡、4月30日~5月5日)へ向けて、さらに調子を上げていく。