【競輪】小林優が4回目のGKC優勝
「日本選手権競輪・G1」(2日、静岡)
9Rで行われた「ガールズケイリンコレクション2016静岡ステージ」は、最終2角からまくりを決めた小林優香(22)=福岡・106期=が4回目の優勝を果たした。2着は小林莉子(東京)、3着は山原さくら(高知)が入り、3連単は1万7850円の中波乱となった。
レースは大方の予想通り、奥井が先行で主導権を握る展開。最終ホームから児玉がまくりで巻き返すが、奥井の前には出られない。後方で戦況を見極めた小林優が最終2角からまくり、前団の混戦をのみ込む。初手の並びで小林優を向かい入れた小林莉が離れず追走して2着。山原は小林莉に切り替えて3着に入った。
3月のガールズケイリンコレクション2016名古屋ステージで落車棄権の小林優は、雪辱を果たして破顔一笑。「名古屋で落車してしまったので、今回は勝てて良かった。今後は東京五輪出場を目指して、自転車競技とガールズケイリンを両立していきたい」と意気込みを新たにした。