【四日市G3】中野慎詞が今年2場所目の競輪の競走に臨む「競輪選手になった感じですね」

 「泗水杯争奪戦・G3」(7日開幕、四日市)

 中野慎詞(25)=岩手・121期・S2=が今年の競輪2場所目に臨む。今年はパリ五輪のケイリンに出場し、日本勢16年ぶりに決勝の舞台に立った。しかし決勝の最終4コーナーで落車棄権となり、最終順位は4位タイに終わった。その落車の影響により、8月のオールスター競輪・G1(平塚)と9月の共同通信社杯・G2(宇都宮)は欠場した。復帰戦となった前場所の函館F1では世界基準の脚力を見せつけて、今年初競輪で完全Vを飾った。「ケガをして2場所欠場となって、走りたいという気持ちが強かった。前回は内容もそうだし競輪を走れて良かったし、楽しかった」と我慢した時期を乗り越えた分、気持ちは晴れやかだ。

 今回はそこから中7日での参戦。「伊豆の外の400バンクで練習をして、ずっと鉄フレームに乗っていた。その分、感覚は良くなっているし、競輪選手になった感じですね」と久々に競輪の競走に集中ができ、状態も上り調子だ。9車立ては昨年12月のヤンググランプリ(立川)以来だが「しっかり考えてレースをしたい」と意気込んだ。世界相手に戦ってきた脚力で、今シリーズを盛り上げる。

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