「泗水杯争奪戦・Ｇ３」（７日、四日市）

　上田国広（４１）＝三重・８９期・Ｓ１＝が、１次予選６Ｒで地元勢シリーズ初白星を挙げた。

　別地区の菊池岳仁（長野）を目標に３番手を柴崎俊光（三重）が固めるライン。菊池が前受けから突っ張り先行。番手すんなりの展開をゴール前できっちり差し切った。

　レース後は開口一番「めっちゃ緊張したー（笑）菊池君は敵に回すと怖いですね」と笑顔で賛辞を贈った。「初連係だったので、間合いを取るのが難しかった。でも基本的には突っ張りの方がいいと菊池君が言ってくれて、その通り全部やってもらった。最後は（柴崎）俊光のコースを空けたけど、一杯一杯でしたよ」とレースを振り返った。

　２場所前の別府で落車の影響で、前場所予定していた松戸を欠場。地元記念を迎えるにあたって不安もあった。「練習とレースでは違う。ウエートもいつもよりは軽いのでやっていたぐらい。でも思ったよりレースで影響はなかった」と状態面の不安は解消しただけに、まずは２次予選を突破して地元を盛り上げていく。