【四日市G3】柴崎淳が地元勢唯一の決勝進出 「今のベストで行けるように」
「泗水杯争奪戦・G3」(9日、四日市)
柴崎淳(38)=三重・91期・S1=が準決10Rを寺崎浩平(福井)マークから2着に入り、地元勢として唯一の決勝進出を果たした。
レース後、すぐに「久々に食らった。きつかった」と疲れを見せつつも、笑顔で話した。寺崎が最終ホームから豪快な踏み出しで、3番手の上田国広(三重)が離れるほどだった。「(踏み出しは)競技者特有のやつですね。付いていけて良かった。3コーナーでこれは絶対に抜けないと思った」と振り返った。
これで2019年11月の68周年記念で優勝して以来の地元記念決勝進出だが、その優勝後はケガに泣かされる時期も多かった。「ケガは効いた」と一言。ただ、その一言が全てだろう。現状でも腰はケアをしていないと不安はある状況も「今のベストで行けるように」と力強く意気込んだ。決勝は近畿勢には付けず、1人でやることを選択。地元の意地を見せて、5年ぶりの地元記念制覇を狙う。