【高松競輪】ブロックセブンは稲毛健太がまくって快勝
「玉藻杯争覇戦・G3」(4日、高松)
開催最終日の9RでS級ブロックセブンが行われ、稲毛健太(28)=和歌山・97期・S1=が最終ホーム6番手からまくって制した。
自らのタイミングで仕掛けた稲毛だったが、別線の抵抗も激しかった。最終2角から3番手の阿部拓真(宮城)が応戦して並走。「少し重かったが、余裕はありました」と3角で振り切ると、さらに加速してゴールまでパワフルに踏み抜いた。
今年はインフルエンザの影響で、1月の地元・和歌山記念を欠場。今回にかける思いは強かった。実力を示しての勝利。次走はG1・全日本選抜(9~12日、四日市)。「しっかり調整していきたい」と、すっかりなじんだデイリーロゴを胸に大暴れを見せる。