【高松競輪】園田匠 苦しい準決を脚力とさばきで打開して決勝進出 2場所連続優勝を目指す

 「高松オリーブ杯争奪戦・F1」(22日、高松)

 意地がぶつかり合った激戦で、再三のピンチをしのいだ。園田匠(39)=福岡・87期・S1=が、執念でファイナルに進んだ。

 準決9Rは、打鐘で先行した伊藤颯馬(沖縄)との連結が外れ、三好恵一郎(群馬)-東龍之介(神奈川)に割り込まれる厳しい展開になった。4角からは山本直(岡山)に絡まれ、最終ホームから追い上げると、今度は東に阻まれて失速。さらにバックからは、またも山本と併走になった。それでも直線は外に持ち出して2着に食い込んだ。

 レース後は「自分のミスで前にも後ろにも迷惑をかけました」と反省の言葉が出た。それでも難局を自らの脚力とさばきで打開した。

 四国のF1戦では苦戦が続いていた。昨年11月の高松は【3】③3着。今年に入って松山開催で3場所連続の準決敗退。今シリーズの前検日には「四国で(決勝を)外しまくっているので何とかしないといけないですね」と気合を込めていたが、その言葉通りに準決を突破した。

 「課題はあったが、脚で負ける感じはないので」と仕上がりは良好。決勝は初日同様、松岡貴久(熊本)マークを選択。2場所連続優勝を目指して、シャープに伸びる。

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