【高松競輪】道場晃規が初上陸の四国で快走 S級初Vだ
「日本名輪会カップ 吉田実記念杯&CTC杯・F1」(17日、高松)
生まれて初めてやって来た四国で快走を見せている。道場晃規(25)=静岡・117期・S2=が、堂々とファイナル進出を決めた。
初日予選7Rは後方になったが、最終2角からまくり放って1着。そして、準決11Rは赤板過ぎから先行。鈴木輝大(東京)の反撃に合わせて最終ホームから加速。最後は番手の斎藤登志信(宮城)、別線の久島尚樹(宮崎)にかわされたが3着。「ペースで踏めました」と風を切りスピードを発揮した。
番手を回った百戦錬磨のベテラン・斎藤も「彼が全部やってくれた。こういうレースをすればこれから強くなるでしょう」と力を認める好走だった。
決勝は地区的に単騎での戦いも想定されたが、久島尚樹(宮崎)が道場マークを選択した。ラインができたことで走りやすくなり、仕上がりの良さを生かせば勝機は十分。思い切り良くスパートしてS級初優勝を狙う。