【松山G3】伊藤豊明の豊かな明るい車券

 「G3・施設整備等協賛競輪 道後温泉杯争覇戦」(10日、松山)

 2日目(9日)を振り返りたい。全体的には、初日に続いてしっかりと仕掛けたラインの番手が決めるレースが目立った。地元の真鍋智寛(愛媛)は力勝負に出て後ろを連れ込む好内容のレースだった。今後につながるし、9車での仕掛けるタイミングを覚えていってもらいたい。そして、吉田智哉(愛媛)は新田祐大(福島)を相手に間隙(かんげき)を突いて仕掛けて、逃げのうまさが光った。3日目の活躍にも期待したい。

 10R 逃げて良し、まくって良しで菊池岳仁(長野)から狙う。スジで52。木村佑来(宮城)が先行する展開ならマークする桜井正孝(宮城)との51。自在に攻める片岡迪之(岡山)との59を押さえる。

 11R 中井俊亮(奈良)がうまく立ち回って混戦を断ち切る。スジの93。寺沼拓摩(東京)マークから抜け出す大矢崇弘(東京)との95。真鍋に乗る吉田との94も狙いたい。

 12R 林慶次郎(福岡)が積極的にレースを動かすが、新田祐が怒濤(どとう)の豪脚を披露。スジで35。林マークの坂本健太郎(福岡)との37。動きがいい橋本瑠偉(栃木)との39を押さえる。(伊藤豊明・本紙評論家)

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