【松山G3】「チャンスあればモノに」と虎視たんたんとV狙う片岡迪之
「施設整備等協賛 道後温泉杯争覇戦・G3」(10日、松山)
きっちり1着に届かせた。準決10Rを制して決勝一番乗りを果たした片岡迪之(37)=岡山・93期・S1。打鐘を迎えた段階では8番手だったが「伊藤君が離れているのが見えた」と最終ホームで6番手まで追い上げて、2角から再度の加速。後位を固めた福島武士(香川)との中四国ラインでワンツーを決めた。
直前に地元の玉野F1で優勝も、中間の練習では状態がいまひとつ。不安もあった中で「あまり状態が良くない中で入ったけど、準決が一番良かった」としっかりと間に合わせてきた。
決勝は四国勢とは別となり、坂本健太郎(福岡)が後位を固める構成となった。「もう少し状態を上げたい。自転車と合わせたい」とさらに上積みを図り「精いっぱい、チャンスがあればモノにしたい」と虎視たんたんとVを狙う。積極策が濃厚の四国勢、力でねじ伏せにかかる新田祐大(福島)の動きを見ながら、一発を狙う。