【松山G3】「しっかり付いて行く」と気合を入れ直す飯野祐太
「施設整備等協賛 道後温泉杯争覇戦・G3」(10日、松山)
決勝こそは納得のレースを見せる。飯野祐太(39)=福島・90期・S2=は準決12Rで新田祐大(福島)をマーク。離れかけたところで新田康仁(静岡)に絡まれるシーンもあったが、なんとか3着でゴールした。「追走だけ集中していたが、ふがいない3日間」と勝ち上がりはしたものの、連日のレース内容に悔しさをのぞかせる。
「新田って言う名前だけで、脚を使っちゃってる。道中もいつ行くんだろうとビクビクしていた」と本線で人気にもなっていた準決はプレッシャーもあった様子。それでも「準決で感覚はつかめた。連係できる経験が増えればかみ合ってくる」と準決での連係を決勝に生かすつもりだ。
決勝も、もちろん新田に前を任せる。「しっかり付いていく」と反省を生かして、福島コンビでゴール前勝負へと持ち込む。