【松山デイリー杯】塩崎隼秀 地元バンクで快走見せる
「伊藤豊明杯×デイリースポーツ杯・F1」(13日開幕、松山)
塩崎隼秀(24)=愛媛・121期・S2=が、地元バンクで大暴れを見せる。
昨年7月、デビューから2年でS級のステージへ駆け上がった。8月の地元G3は1次予選敗退だったが、2日目選抜で軽快にまくりを放ってS級初勝利を挙げる奮闘を見せた。
その後は、腰を痛めて10月にはヘルニアの手術を受けた。思うようなレースができない期間もあった。それでも「S級はペースが速いしスキがないが、徐々に慣れてきた」と手応えは感じている。
年明け初戦となった前場所の高松は551着。予選敗退で大きな着があっても「初日も最後まで行けそうな感じはあった」と悪くないレース内容だった。
S級の壁は厚いが、一戦一戦を大切にして全力を発揮する。初日の自力型は緒方将樹(熊本)、池田勇人(埼玉)が相手。立ち遅れずに中団を確保し、掛水泰範(高知)を連れてスパートする。