【武雄G3】「もっと頑張れると思った」とG1で手応えを得た川口聖二
「大楠賞争奪戦・G3」(11日開幕、武雄)
ひょうきんなキャラでいつも明るい川口聖二(30)=岐阜・103期・S1。前検日の前日は大垣競輪でトークショーを行い「しゃべり過ぎて喉が…」と報道陣を笑わせた。
前場所のG1・日本選手権(平)では準決勝で惜しくも4着。「最終バックで内を差していなければ…。もっと技術があれば…」とG1では過去最高の成績を残したが、悔しさも残る開催だった。「手の届かないところと思っていたけど、あとちょっとで決勝だった。また欲が出てきたし、もっと頑張れると思った」と向上心に火がついたようだ。
近況の成績は安定しており「名古屋で疋田敏さんにセッティングを見てもらったのが大きい。自分じゃ出せない味で、乗りやすくて思った以上に進む」と好感触。先月には第3子が誕生して「3人のミルク代、おむつ代を稼がないと」と一家を背負う大黒柱が武雄で荒稼ぎを狙う。初日は7Rに登場。別線の警戒はあるが、力でねじ伏せてアピールする。