【武雄G3】好内容で勝ち上がった伊藤颯馬 「長い距離を踏めて良かった」
「大楠賞争奪戦・G3」(12日、武雄)
万全の状態ではないものの、初日、2日目と長い距離を踏んでラインに貢献している伊藤颯馬(25)=沖縄・115期・S1。
2次予選6Rは後ろ攻めからレースを動かし、いったんは元通りの8番手になるも、打鐘からスパート。差されはしたが番手の金ケ江勇気(佐賀)とワンツーを決めて準決進出を決めた。
レース後は「長い距離を踏めて良かった。番手が金ケ江さんでいい意味で気楽に走れた。3、4着争いを頑張ろうって言ってたんですけどね」と自身の想定よりも上位着で決まりニッコリ。
直前は体調が整わず練習不足を訴えていたが「練習をすればいいってもんじゃないですね。しっかり休むのも大事」と今回はしっかりケアをして戦える状態を作っている。準決は地元の山田英明(佐賀)を連れての自力戦。山田を決勝へ送り込むのはもちろん、自身も残って決勝切符をつかむ。