【武雄G3】「出し切ったし次につながる」と節目勝利とV目指す浅井康太
「大楠賞争奪戦・G3」(13日、武雄)
仕事を的確に果たして決勝へ進出した浅井康太(39)=三重・90期・S1。2日目9Rで1着となり、通算500勝まであと1勝とした準決11Rは志田龍星(岐阜)をマークして3着。勝負どころでは深谷知広(静岡)の番手だった神山拓弥(栃木)をけん制し、その後も追い上げてきた神山と絡んだがしっかりとさばき切った。動きの多いレースで「すごい脚を使ってキツかった。出し切ったレースで次につながると思う」と表情は明るい。
節目の勝利と優勝を狙う決勝戦は準決と同様に志田をマーク。「(準決で)500勝分くらいやったでしょう」と消耗度の高い動きを見せたが「厳しい展開で脚を使ったけど、徐々に状態は上がってきている」と手応え自体も上がってきている。当所では2015年、16年の記念を連覇。7年ぶり3回目の武雄記念制覇へ決勝はシャープに伸びる。