【競輪】元カープ戦士・兵動秀治が俊敏な動きを発揮する
「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(19日、玉野)
兵動秀治(38)=広島・97期・A3=は、プロ野球セ・リーグを連覇した広島カープに6年間在籍した経歴を持つ。残念ながら大成することはできなかったが、練習で磨いた俊敏性は、現在の仕事である競輪でしっかり生きている。
その俊敏さを発揮したのが初日3R。前を任せた谷口幸司が村上皇にまくられる厳しい展開だったが、最終3角で俊敏に車を外に持ち出すと、一気に伸びて村上に迫る好内容を示した。
2日目は6Rで初連係となる大物ルーキー・船瀬惇平とタッグを組む。兵動はまだまだ自力を出せて、俊敏性もさらに磨きが掛かっただけに、好連係は必至だろう。再び上位争いを演じて、10月立川以来となる今期7回目の決勝進出を果たす。