【競輪】谷口友真が巻き返しに成功 決勝も大暴れだ
「ミッドナイト競輪・オッズパーク杯・F2」(9日、玉野)
谷口友真(28)=大阪・109期・A1=が、きっちり巻き返した。7日に行われた初日特選は楠木孝志郎(熊本)のパワーに屈して4着に敗れたが、迎えた2日目の準決勝5Rでパワーを爆発させた。河野淳吾(神奈川)、坂西佑介(千葉)と特選シードコンビと近況好調な高比良豪(福岡)が相手となったが、打鐘4角からのカマシ先行で主導権を奪取。巧みなペース駆けに持ち込み、他ラインの反撃を封じてマークの藤井孝則(兵庫)とワンツーを決めた。「初日より良くなってますね」と笑みがこぼれた。決勝は楠木との再戦。相手はまくり主体の戦法だけに、ペース駆けに持ち込めれば逃げ切りは十分。「自力で優勝を狙う」と気合が入る谷口が、初日の悔しさをバネに決勝の舞台で大暴れする。