【競輪】直線で鋭脚を披露した渡辺秀明が開幕戦制す

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(18日、玉野)

 今回のオープニングレースは渡辺秀明(46)=神奈川・68期・A1=が制した。

 レースは吉竹雄城(神奈川)-渡辺、竹内一暢-藤田享市(ともに滋賀)、川本琢也(岡山)-橋本忠延(高知)-清水邦章(香川)で周回。打鐘前に川本が先行態勢に入り、ペースを上げていく。すかさず3角で吉竹が巻き返すが、渡辺は無理に追いかけず、先行する川本-橋本の後ろを清水から奪う。吉竹は最終2角手前で失速するが、渡辺は3番手に迎え入れる。2角6番手の竹内がいい感じで仕掛けるが、渡辺は中を踏み上げ、直線でスピードの差を見せつけ、先頭でゴールを駆け抜けた。竹内が2着に入り、切り替えて渡辺を追う形になった清水が3着。3連単は2万円超の好配当だった。

 渡辺はガールズケイリンでトップレーサーの尾崎睦(神奈川)を育てたことでも知られている。そのほか和田真久留、上野真吾、佐藤龍二といったS級個性派レーサーも渡辺の弟子。20年以上、A級の予選は走っていなかった渡辺は、1R快勝後「いっぱいいっぱいで(どんな)レースだったか思い出せません」と無我夢中で走り切ったことを強調。だが、最後は「初日の勢いをそのままに2日目、3日目も頑張ります」と力を込めた。

編集者のオススメ記事

玉野ミッドナイト競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ミッドナイト競輪)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス