【競輪】元S級の菊谷信一 単騎でソツなく立ち回って決勝進出を狙う
「ミッドナイト競輪・オッズパーク杯・F2」(26日、玉野)
デビューから2年半でS級に昇格した菊谷信一(33)=大阪・90期・A3。度重なる落車でケガが多く、ここ数年は成績が乱高下。今年1月からはA級3班(チャレンジステージ)に陥落してしまった。
2015年後期(7~12月)以来のチャレンジステージとなった菊谷。A級1班からの急降下だが、思うように走れていない。優勝からも遠ざかっている。だが、潜在能力は誰よりも高い。初日2Rは打鐘4角から先行した樋口有樹郎(兵庫)マークから、きっちりと1着を奪取した。
準決は5Rに登場。近畿は1人ということで「単騎」戦を選択。タテにもヨコにも動ける菊谷なら、不自由なくさばけるはず。33歳、まだ老け込む年齢ではない。元S級のスピードを遺憾なく発揮して、きっちりと決勝へ顔を出す。