【玉野競輪】2期前はS級で快走していた佐藤健太 自在脚を武器に準決突破をもくろむ

 「ミッドナイト競輪・競ステ杯・F2」(4日、玉野)

 佐藤健太(32)=愛知・101期・A2=といえば、長沢彩と入籍したことで知られている。先行、まくりにイン粘りなど戦法は幅広く、穴党の競輪ファンに人気が高い。

 その佐藤が初日から好走した。板橋常晶(岐阜)に前を任されて8R予選に登場。周回中正攻法の佐藤は、赤板前に上昇してきた城戸俊潔(岡山)と踏み合いながら、番手に飛び付く作戦に。城戸マークを井上剛(岡山)から奪った松永真太(福岡)をけん制しながらうまく競り落とし、逃げ切った城戸に続いて2着に入った。

 初日に「これぞ佐藤健太」という競走を披露できたとあって、準決での好走も期待できる。2期前(2019年7~12月)はS級2班に在籍。95超の競走得点を確保したが、前期(1~6月)はチャレンジステージ(A級3班)に降格。そこで新人相手に思うような走りができず苦戦したが、A級2班に昇格した今期(7~12月)は、A級1班の実力者相手でも好走できている。2日目は準決7Rに登場。初日特選組の三田村謙祐(大阪)マークで、後ろは朝日勇(愛知)が固めるという中近3車で結束。別線けん制など番手の仕事をきっちりこなし、気分よく直線で抜け出すシーンが見られそうだ。

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