【松山競輪】師匠の石丸寛之と脚質は異なる山崎駿哉 マイペース先行で逃げ切りをもくろむ

 「ミッドナイト競輪チャリロト杯in松山・F2」(9日、松山)

 師匠の石丸寛之(岡山)と脚質は異なる山崎駿哉(23)=岡山・113期・A1。師匠はG1で優勝はまだできていないが、2回もS級S班の座に就くなど、競輪界で有数のダッシュ力を持っており、まくりの破壊力はすごい。弟子の山崎は先行で持ち味の出るタイプ。すんなり風を切る展開になれば、ゴールまで粘りに粘る。

 山崎は昨年8月の高松から優勝できていない。その優勝も城戸俊潔(岡山)を差してのもので、スカッと自力でVゴールを決められていない。底力はあるだけに、悔しい思いをしているはずだ。

 初日は7Rに登場。後ろを固めるのは2車で、輪界のさくらパパこと山原利秀(高知)と大山泰伸(香川)。別線の自力型は興呂木雄治(熊本)、房州輝也(福島)で、ともにまくりが主戦法。どう考えても山崎のための番組。しっかりと逃げ切って、準決へコマを進めるはずだ。

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