【玉野競輪】好位自在に動く比嘉真梨代が自身2回目のVを狙う
「ミッドナイト競輪・チャリ・ロト杯・F2」(3日、玉野)
的確な立ち回りを見せてVを狙う比嘉真梨代(34)=沖縄・114期・L1。シビアな位置取りはもちろん、近況はバック回数も増やしており、戦法の幅が広がっている。
今シリーズの予選は3、3着。2日目2Rは初手から下条未悠(富山)の後位を確保したが、打鐘4角で外を警戒している間に田口梓乃(山口)に内に潜り込まれる痛恨のミス。横の動きができないガールズで、再度位置を取り戻すことは困難な状況となったが、外並走で1周をしのいで3着でゴールした。
昨年の終盤は落車や失格でリズムを崩していたが、2走目のように苦しい外並走でも粘りを見せたように、今開催の動き自体は悪くない。決勝こそは手にした位置を手放すことなく追走して直線勝負に持ち込み、自身2回目となる優勝へこん身の差し脚を見せる。