【玉野競輪】ツキも味方に山崎将幸が決め脚を披露する
「ミッドナイト競輪・チャリ・ロト杯・F2」(3日、玉野)
今期はA級での戦いとなる山崎将幸(宮城)=92期・宮城・A1。初戦となる今回は初日特選を2着、準決勝で白星を手にして、きっちりと決勝まで駒を進めてきた。
決勝でも前を任せる佐々木吉徳(秋田)をマークした準決勝7Rは突っ張って逃げた佐々木を追走。中団から上川直紀(栃木)が巻き返し、外に踏むコースがなくなる展開になったが、最後は冷静に佐々木の内を抜け、直線で伸びて勝ち切った。
予選スタートだった佐々木が3着で決勝進出には相手待ちとなったが、8Rの結果で無事に佐々木も決勝へ進出。目標不在の恐れもあったが、無事に頼もしい味方を得てファイナルへ挑むことになった。
決勝の中四国勢は非常に強力だが、強気に攻める佐々木がノーアクションで終わることはない。たとえ不発に終わっても、きっちりとスピードをもらって最後は山崎がシャープに伸びてきそうだ。