【高知競輪】全日本選抜競輪G1 2月24日の推奨レース<8R>④北井佑季
Jリーガーから競輪レーサーへ。遅れてやってきた33歳のスター候補が、デビューから2年弱で初のG1出場を果たして見事に結果を出した。
1次予選1Rは打鐘4角手前から仕掛けて、野田との併走をしのぎ主導権奪取。鮮やかに逃走劇を決めた。レース後の第一声は「まず初めて走ったG1の1R1番車で1着。良かったです」。期待枠と言われるオープニングの1番車で、まさに期待に応える激走だった。
2次予選、さらにその先へと視界は広がっていく。「G1のレベルは高い。自力選手もみんなしっかりしている。力を出し切りたい」。穏やかな口調に強い決意がみなぎる。2日目は守沢-佐藤が援軍。長いラインを生かして快走だ。④②、④①、④⑤流し。