【2日・船橋11R かしわ記念】インカンテーションが主役
ダート重賞6勝で、左回りの千六が得意なインカンテーションが主役だ。昨年のかしわ記念は勝ったコパノリッキーから2馬身差の2着。G1のフェブラリーSでも15年の2着に続き、今年も3着に入っており衰えを感じさせなかった。
ゴールドドリームの近2走はG1でチャンピオンズC1着、フェブラリーS2着。昨春のドバイ遠征後はその反動を引きずっていたが、ようやく本来の姿に戻った感じだ。左回り千六は昨年のフェブラリーSを勝っており、その前の16年武蔵野S2着も含めインカンテーションより実績上位の存在。初めてとなる船橋の小回り馬場をこなせば逆転もある。
今年のフェブラリーSを一気の追い込みで制したノンコノユメ。根岸Sからの連勝で完全復活をアピールした。ただ追い込み一手の脚質だけに、船橋の馬場で届くかどうか。
地方勢では地元馬で昨年の東京ダービー&ジャパンダートダービーを制したヒガシウィルウィンに期待が集まるが、昨年の東京大賞典以来と休み明けだけに、連下までの評価が妥当だろう。