【地方競馬】ルヴァンスレーヴがジャパンダートダービー制覇 完勝で3歳ダート王者
「ジャパンダートダービー・Jpn1」(11日、大井)
開催3日目の11Rで行われ、1番人気のルヴァンスレーヴが横綱相撲で3歳ダート王者に輝いた。道中は後方に待機し、3角過ぎから大外をまくって直線一気。4番人気で2着に追い上げたオメガパフュームに1馬身1/2差をつけた。3着には3番人気のグレートタイムが食い込んだ。
大舞台であらためて強さをアピールした。昨年の全日本2歳優駿覇者のルヴァンスレーヴが、直線で大外を一気に抜け出して、3歳ダートチャンピオン決定戦を制した。
手綱を取ったM・デムーロは「素晴らしい馬。何でもできるし、気持ちが強い。能力が高いですね」とパートナーを絶賛した。
道中は後方で追走。3コーナー過ぎから馬群の外を追い上げて、直線では大外に進路を取った。エンジンがかかると、1頭だけ次元の違う切れ味を発揮。メンバー最速の上がり3F36秒5の末脚を繰り出した。「3、4コーナーの手応えはバッチリでした。伸びました。すごくいい脚を使ってくれた」と鞍上は抜群のパフォーマンスに声を弾ませた。
今回の勝利で3歳ダート王者の称号も手にした。萩原師は「落ち着きがあって、動きも良かった。もっと成長すると思っている。また、大きなレースを勝てるように頑張りたい」。次走は未定。まだ底を見せていないルヴァンスレーヴの前途には大きな可能性が広がっている。