【地方競馬】ノーヴァレンダが全日本2歳優駿制覇 鞍上の北村友はG1級初勝利
「全日本2歳優駿・Jpn1」(19日、川崎)
開催3日目の11Rで行われ、5番人気のノーヴァレンダが3連勝で重賞初制覇を果たした。道中2番手から直線で先に抜け出し、ゴール前で猛追してきた2番人気のデルマルーヴルを頭差で振り切った。3番手で1番人気のガルヴィハーラが3着に粘った。なお、優勝馬には2019年のケンタッキーダービー出走馬選定ポイント20が付与された。
天賦の才を大舞台で存分に発揮した。ノーヴァレンダが3連勝で2歳ダート王の座に輝いた。G1級初制覇の北村友は「いいスタートが切れて、楽に前につけられた。いいポジションで競馬ができた。勝てて良かった。これから、もっともっと頑張りたい」と歓喜の表情を浮かべた。
レースは、ノーヴァレンダがスタートを決めて2番手を追走。3コーナー過ぎにイグナシオドーロをかわして先頭へ。直線半ばでガルヴィハーラを振り切り、ゴールを目指す。最後はデルマルーヴルが強襲してきたが、頭差封じ込んでフィニッシュした。
デビューから4戦3勝。レースセンスは光るものがある。今後は放牧の予定。「馬の状況を確認して、それからレースを探していく形になると思う。能力は本当に高い馬。これからもっと良くなると思います」と斉藤崇師は期待を寄せる。高いポテンシャルを秘めた若駒が、飛躍への大きな一歩を刻んだ。