【地方競馬】プリンシアコメータがエンプレス杯制覇
「エンプレス杯・Jpn2」(27日、川崎)
開催3日目の11Rで行われ、2番人気のプリンシアコメータが、先行して2周目3角では先頭に立つ強気の競馬で完勝。2着には8番人気のブランシェクールが中団待機から突っ込み、1番人気のビスカリアは早めに動いて勝ち馬を捕らえに行ったが、3着に粘るのがやっとだった。
昨年は1番人気で2着に敗れたプリンシアコメータが、昨春以来の岩田とのコンビ復活で、3個目の牝馬交流重賞タイトルを奪取した。「ハナを切る指示だったけど、行く馬がいたのであの位置。コーナーもリラックスして回れたし、直線でゴーサインを出したら、もう1回踏ん張ってくれた」と殊勲の岩田は相棒をたたえた。
矢野英師も「うまく流れに乗って、いい競馬をしてくれました」と振り返った。今後については「馬の状態を見ながら。去年と同じようなローテになるのでは」と、6歳になった今年も牝馬交流重賞戦線をにぎわす存在になりそうだ。