【地方競馬】藤田菜七子が快挙!JRA女性騎手初の重賞制覇 コパノキッキングで悲願
「東京盃・Jpn2」(2日、大井)
藤田菜七子(22)=美浦・根本康広厩舎=騎乗のコパノキッキング(セン4歳、栗東・村山明厩舎)が1着。JRA女性騎手として初めて交流重賞制覇を成し遂げた。
ついに菜七子がタイトルをつかみ取った。好スタートから果敢にハナを奪うと直線では後続を引き離し、楽々と押し切った。
「とてもうれしいです。どう乗るか最後まで悩んだが、ゲートを出たら(ハナを)主張しようと思った。大井の直線がこんなに長く感じたのは初めて。続けて乗せてくれたオーナー、先生、厩務員さん、応援してくれた皆さん、馬にもありがとうと言いたいです。ホッとしています」と喜びを口にした。
同馬とは3走前のフェブラリーS・G1で初コンビを組み5着。続く東京スプリント・Jpn3は猛然と追い込んだものの惜しくも2着に敗れた。4カ月の休養明けだった前走のクラスターC・Jpn3では、果敢に好位で運んだが、伸び切れずに3着に終わっていた。4回目のコンビでうれしい悲願達成となった。
2着にはブルドックボス、3着にはサクセスエナジーが入った。