【地方競馬】タガノゴールドが差して園田金盃制覇 ファン投票1位に応えて今年重賞V5

園田金盃を制したタガノゴールド(右から2頭目)、中央は2着のエイシンニシパ、左端は3着のコンドルダンス
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 「園田金盃」(6日、園田)

 ファン投票第1位で1番人気に支持されたタガノゴールドが、4角先頭で抜け出した3番人気のエイシンニシパをゴール前でとらえて差し切り勝ち。今年5つ目の重賞タイトルを獲得した。3着には後方から伸びた4番人気のコンドルダンスが入った。

 名手たちの競演となった大一番を制したのは、下原理騎乗のタガノゴールドだった。4角先頭から抜け出した吉村智騎乗のエイシンニシパと、後方から伸びて2番手に上がった岡部誠騎乗のコンドルダンスで1、2着が決まったかと思われたところをタガノが大外から強襲してゴール前で頭差でとらえた。

 「3角で離された時はまずいと思ったが、最後は力と調子の良さで伸びてくれました」と下原理が相棒の底力に脱帽すれば、管理する新子雅師も「負けたと思ったが、ジョッキーの腕とゴールドの勝負根性が何とかしてくれました」と今年重賞5勝の名コンビをたたえた。

 「次走はオールスターカップ(20年1月3日・川崎)へ。力を付けているから5着だった前回よりやれるはず」と指揮官は早くも次のターゲットをとらえる。大一番を制して兵庫年度代表馬に近づく勝利を挙げたタガノゴールドの走りに来年も注目だ。

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