【地方競馬】園田QSはステラモナークが重賞初制覇 レースレコードで7馬身差の快勝
「園田クイーンセレクション」(9日、園田)
積極的に主導権を奪った1番人気のステラモナークが、3角過ぎから2番人気のハリオアマツバメと2頭で一騎打ちの形に持ち込み、直線で引き離して7馬身差の完勝。重賞3回目の挑戦で初制覇を成し遂げた。2着は最後まで粘ったハリオアマツバメ、好位から伸びた3番人気のレッドシャリオンが3着だった。
ステラモナークが1分27秒7の圧巻レースレコードで完勝。念願の初重賞タイトルをゲットした。
ゲートを出てすぐにハナを奪うとそのまま逃走。その直後にハリオアマツバメ、レッドシャリオンと人気通りの3頭で道中は流れた。徐々にステラがペースを上げると3角からはアマツバメとの2頭で後続を引き離した。直線に入ると振り切りゴールでは7馬身の差をつけた。
「オーバーペース気味になったけど、馬の力を信じていました。7馬身差でこの時計。本当にびっくりしました」と下原理はパートナーの強さに脱帽。勝利を見届けた新子雅師は「きょうは馬場が良かった。これからは牝馬路戦で活躍させたいし、関東オークス・Jpn2(6月10日・川崎)は目標にしたいレース」と展望を掲げる。
新たに誕生した兵庫競馬のニューヒロインは今後、全国へ活躍の舞台を求めていく。