【地方競馬】森泰斗が通算3000勝「日本一働いている騎手」
今年も南関東競馬のリーディングを独走する森泰斗(39)=船橋・フリー=が15日、川崎競馬10Rをアブソルートクインで勝ち、1998年4月の北関東デビュー以来通算3000勝をマークした。地方歴代31人目で、現役では14人目(ばんえい含む)。南関東では歴代8人目で現役3人目となる。
昨年の2019年は年間自己最多の360勝を挙げて、全国リーディングにも輝いた南関東の第一人者が、また一つ大台をクリアした。記録達成のレースは、このところ差す競馬が続いていた馬にハナを切らせ、2000メートルを見事に逃げ切った。
引き揚げてきた際には、ムチを振り上げるしぐさで喜びを表現した。「今年の目標でもあったので素直にうれしいです。自分は騎乗回数も多く、日本一働いている騎手だと思っているので、今日ぐらいは自分を褒めてやりたい」と淡々と話していた。