【地方競馬】ダノンファラオが浦和記念V 3番人気が激戦制して重賞2勝目

 浦和記念を制したダノンファラオ(右)=撮影・持木克友
 浦和記念を制したダノンファラオと川田(撮影・持木克友)
 直線で競り合う(左から)ウェスタールンド、ロードブレス、ダノンファラオ(撮影・持木克友)
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 「浦和記念・Jpn2」(25日、浦和)

 開催2日目の10Rで行われ、ダノンファラオが7月のジャパンダートダービー以来となる交流重賞2勝目を挙げた。3角手前から早めにスパートした3番人気は、古馬2頭のゴール前強襲を振り切った。2着は鼻差で1番人気のロードブレス、さらに頭差で2番人気のウェスタールンドが3着に続いた。

 着差以上の力強さで、ダノンファラオが浦和記念を制した。4角で先頭に立ったが、直線に入るとロードブレス、ウェスタールンドが追い上げてきた。ゴール前は3頭でのマッチレース。鞍上の川田は「出てたので、勝ってるな」とゴールの瞬間に勝利を確信していた。

 ダノンファラオは道中3番手で様子をうかがい、3角付近からスパート。川田は「前半は少し速かったので、無理に行かず馬のリズムを大事にした。気持ちよく先頭に立つと、馬にフワッとしたところはあったが、最後までしっかりとがんばってくれた」とレースを振り返った。

 これでジャパンダートダービーに続く交流重賞2勝目。「ここに照準を合わせて順調に調整できた。並んだら抜かせない。ゴール前は接戦だったので、がんばれと思って見ていた」と安藤助手。今後もスピードに磨きをかけて、さらなる飛躍を目指す。

 ロードブレス(2着)「距離とコースが課題だったけど、道中はうまくインで勝ち馬をマーク。勝てなかったのは悔しいけど、いいレースはできた」(三浦)

 ウェスタールンド(3着)「末脚はあるので、前半はじっくり。3、4コーナーで馬群が横に広がって、大外を回らざるを得なかったのが」(藤岡佑)

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