【地方競馬】地元馬ゼットパールがJRA交流を制覇 直線の一騎打ちを制して淀川特別V
「JRA交流・淀川特別」(25日、園田)
開催4日目の11Rで、JRA6頭、地元6頭の計12頭により、距離1400メートルで争われた。1番人気の地元馬ゼットパールが直線で先に抜け出し、外から猛追する9番人気でJRA所属のベルクハイムを頭差で退けて制した。3着には4番人気で地元のサトノグランが続いた。
レースはJRAのワルツフォーデビーが逃げて、ゼットパールは5番手。内に進路を取っていたゼットパールは3角から進出。4角を回ると外へ持ち出し、後続の追い込みに耐えて粘った。
コンビを組んだ下原理は「もまれるとハミを取らないのに、それでも勝つのは能力。3角でヤバいと思い、直線で他の馬がやって来る音が聞こえたらゴールだった」と振り返る。管理する田中一師は「きょうは胃が痛かった。レースでの動きがいいので『ええなあ』と思って見ていたが…」と愛馬の勝利に安どしていた。