「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（８日）

　〈栗東〉名牝エアグルーヴの最後の産駒で、１２年クイーンエリザベス２世Ｃを制したルーラーシップの全弟ショパン（牡、父キングカメハメハ、角居）は２０日の阪神５Ｒ（芝２０００メートル）でデビューする。「いい馬ですね。能力が高く、それだけにコントロールしづらいところはあります。兄よりもこっちの方がコンパクトだし、実が詰まっている感じですね」と師。鞍上はＭ・デムーロ。

　東スポ杯２歳Ｓを制したスマートオーディン（牡、松田国）は共同通信杯（２月１４日・東京、芝１８００メートル）で重賞連勝を目指す。鞍上は引き続き武豊。紫菊賞で２連勝を決めたシルバーステート（牡、藤原英）も同レースで復帰する方針。京都２歳Ｓ６着のロライマ（牡、松田国）は２６日の阪神７Ｒ５００万下（芝２０００メートル）で反撃を狙う。鞍上はＭ・デムーロ。

　〈美浦〉サウジアラビアロイヤルＣで３着に敗れたアストラエンブレム（牡、小島茂）はルメールとの新コンビでシンザン記念（１月１０日・京都、芝１６００メートル）へ向かう。葉牡丹賞４着のマツリダバッハ（牡、国枝）は寒竹賞（１月１０日・中山、芝２０００メートル）へ。６日の中山で未勝利を勝ち上がった組はチェッキーノ（牝、藤沢和）が福島県のノーザンファーム天栄へ放牧。ショウナンアンセム（牡、田中剛）がひいらぎ賞（１９日・中山、芝１６００メートル）とジュニアＣ（１月５日・中山、芝１６００メートル）の両にらみ。