良血のラボーナ藤沢和師、期待寄せる
「POG2歳馬特選情報」(9日)
今年の3歳世代はチェッキーノがフローラSを制覇。ティソーナも3勝を挙げてNHKマイルCに駒を進めた。この2頭の弟が5月中に美浦への入厩を予定している。
母ハッピーパス、異父兄コディーノ、異父姉チェッキーノが重賞馬という良血のラボーナ(牡、父ルーラーシップ)。「牧場の評判はいいし、スピードがあって距離の融通も利きそう」と藤沢和師は期待を寄せる。
ティソーナの半弟レイデオロ(父キングカメハメハ、母ラドラーダ)も厩舎ゆかりの血統。「脚長でいい馬。スピードがあるのは間違いない」とうなずく。札幌でデビューした兄と同様に、早めの使いだしになりそうだ。キングカメハメハ産駒のハウメア(牝、母ダイヤモンドディーバ)も5月中の入厩を予定している。
新種牡馬フランケル産駒のソウルスターリング(牝、母スタセリタ)は世界的な良血馬。バランスの取れた好馬体をしている。「素晴らしい馬」と師もほれ込む逸材だ。