【関西厩舎編 友道厩舎】母は三冠牝馬ラインベック能力は確か
「POG2歳馬特選情報」(21日)
昨年はワグネリアンがダービー制覇、今年はアドマイヤマーズがNHKマイルCを勝つなど、例年、活躍馬を輩出。今年の2歳馬も注目度は高い。
母に三冠牝馬アパパネを持つラインベック(牡、父ディープインパクト)は、「体もいいし、走る姿もいい。能力はあるので、あとは気性の問題だね」と師。既にゲート試験は合格。6月29日の中京5R(芝1600メートル)でのデビューを目標にする。
ディープインパクト産駒のポタジェ(牡、母ジンジャーパンチ)は、重賞4勝を挙げたルージュバックの異父弟。「動きも気性も問題ない。いい形で成長している」と高評価。順調なら、夏に初陣を迎える可能性もある。
アドマイヤビアンカ(牡、父ハーツクライ、母ライフフォーセール)は、昨年の最優秀2歳牝馬ダノンファンタジーの異父弟。「大型馬で500キロ以上ある。北海道でゲート試験を受けて、デビューは秋かな。上とはタイプが違う。距離が延びて良さそう」と期待する。
マイラプソディ(牡、父ハーツクライ、母テディーズプロミス)は10日にゲート試験に合格した。「すごくいい馬。ハーツの男馬らしく、距離が延びて良さそう」。7月7日の中京5R(芝2000メートル)での初陣も視野に入る。