【安田隆厩舎編】ギルティブラック、伯父は欧州G1・7勝馬の良血馬
「POG2歳馬特選情報」(4月30日)
昨年、全国リーディングを獲得した安田隆厩舎。現役時代の管理馬ロードカナロアが種牡馬として大成功しており、現2歳馬も注目馬が多い。
期待の一頭がギルティブラック(牡、父ディープインパクト、母インナーレルム)だ。伯父に欧州G1・7勝馬ロックオブジブラルタルがいる良血で、安田隆師は「ちょっと薄くて、今は420キロくらいですね。もう少し大きくなってほしいので、焦らずにじっくりいきたいです。ディープの子らしくバネのある走りをしていますよ」と楽しみにする。
モーティヴフォース(牡、父ロードカナロア、母ブルーモーメント)は、伯父に厩舎の先輩G1馬トランセンドがいるゆかりの血統。「まだカナロアの子という感じは出ていませんが、お母さんもウチにいた馬ですし、今後の成長に期待したいですね」と将来性を見込んでいた。
重賞3勝馬プリモシーンの半妹リバースレー(牝、父ドゥラメンテ、母モシーン)も「牝馬ですけど、すごく体のいい馬です。馬のバランスがすごくきれい」と評価が高い。ダノンザキッド(牡、父ジャスタウェイ、母エピックラヴ)は、18年当歳セレクトセールで1億円(税抜き)の高値をつけた。「すこぶる順調。牧場では乗り味もいいと聞いています。この馬は早くからいけそう」と早期デビューも視野に入れている。