【音無厩舎編】新種牡馬モーリス産駒のインフィナイト 調整次第で早期デビューも
「POG2歳馬特選情報」(5日)
インフィナイト(牝、母モルガナイト)は新種牡馬モーリス産駒。音無厩舎ゆかりの牝系で、現在528キロと馬っぷりがいい。「距離は持ちそうだけど、大きい馬なので脚元との兼ね合いがポイントに。(半兄の)ブラックスピネルくらい走ってくれれば」と音無師。4月30日にゲート試験をパス。今後の調整次第では早期デビューもあり得る。同じ父を持つピクシーナイト(牡、母ピクシーホロウ)も期待の一頭。「モーリスの子は体の大きい馬が多いけど、動きが良くて評判がいい。かなり力強さがありますよ」と高く評価していた。
ハーツクライ産駒のサトノマジェスタ(牡、母ノーブルステラ)も楽しみ。オープンまで勝ち上がったノーブルジュエリーの半弟。「すごくいい馬。スラッとしているけど、500キロくらいある。距離は持つと思う。社台ファームではこれが一番進んでいるみたいだし、期待していますよ」と早くも来春のクラシックをにらむ。
即戦力候補のレッドフランカー(牡、父リアルインパクト、母スタイルリスティック)にも注目だ。「もう少し体重が欲しいけど、調教は結構進んでいる。早ければ阪神デビューも」と話す。半兄に春の天皇賞2着馬スティッフェリオがいるリオンドール(牡、父オルフェーヴル、母シリアスアティテュード)は奥手のタイプか。「580キロ。大き過ぎて調整が遅れているので、これは秋になるかな」とやや慎重な口ぶりだった。