【国枝厩舎編】雰囲気いいサトノレイナス 国枝師、期待寄せる
「POG2歳馬特選情報」(13日)
現3歳世代はサトノフラッグが弥生賞を制し、ダービーにも駒を進める。牝馬三冠を制したアパパネやアーモンドアイ以外でも最近は牡馬の活躍が目覚ましく、20年のラインアップも粒ぞろいだ。
そのサトノフラッグの全妹サトノレイナス(父ディープインパクト、母バラダセール)は、6月7日の東京5R(牝芝1600メートル)でデビューする。鞍上はルメール。国枝師は「ここまで順調に来ている。総合的に見ても雰囲気がいい馬」と期待を寄せる。
三冠牝馬アパパネの4番子アカイトリノムスメ(牝、父ディープインパクト)にも注目が集まる。「現状は気持ちが入り過ぎる面があるけど、順調なら夏の新潟でデビューさせたい」。近親に14年桜花賞馬ハープスターがいるリュラネブラ(牡、父ロードカナロア、母リュラ)は鞍上にルメールを配し、6月7日の東京6R(芝1400メートル)で初陣を予定。「父の産駒らしく気のいいタイプ」と仕上がりは早い。
新種牡馬モーリスを父に持つロジモーリス(牝、母メチャコルタ)も春の東京開催でデビュー予定。「長いところに適性がありそうだね」と、視線の先には樫の舞台がある。