【栗田厩舎編】ハヴユーゴーンアウェイ18秋デビュー目標 父はディープの良血馬
「POG2歳馬特選情報」(20日)
2歳馬の質が年々アップしている新進気鋭の若手トレーナー。話題の高額取引馬も入る2020年は勝負の年だ。
16年バレリーナS・米G1を制した母の初子ハヴユーゴーンアウェイ18(牝、父ディープインパクト)は、19年セレクトセール1歳セリにおいて1億3000万円(税抜き)で落札された良血馬。栗田師は「パワーがあって長く脚を使えそうなタイプ。デビューは秋になりそうだけど、クラシック路線に乗せたい」と力が入る。
ジェミニテソーロ(牡、父ヴィクトワールピサ、母ラグジャリー)は、半兄に12年大阪杯を制したショウナンマイティ、18年青葉賞を制したゴーフォザサミットがいる。「骨っぽい血統だし、奥がありそう。そろそろ入厩させたい」と夏のデビューを目指す。
早期デビューが見込める米国産馬のバネアギード18(牡、父メダグリアドーロ)は「スピードがあり、アメリカ血統にしては柔らかさもある。僕の好きなタイプ」と指揮官もお気に入りの一頭だ。既にゲート試験に合格しているククナ(牝、父キングカメハメハ)は、母が15年の桜花賞2着、オークス3着のクルミナル。「完成は先になるだろうけど、素質を感じます」と評価していた。