オオバンブルマイは朝日杯FSへ
「POG2歳馬特選情報」(9日)
〈栗東〉東スポ杯2歳S(19日・東京、芝1800メートル)に出走予定のフェイト(牡、矢作)が1週前追い切り。福永を背にCWでユニコーンライオン(6歳オープン)と併せ、6F82秒9-37秒3-11秒7のタイムで併入。「馬場が重かったのもあるが、少し物足りない。しっかりやったのでこれで上がってくれば」と福永。
京王杯2歳Sを制したオオバンブルマイ(牡、吉村)は朝日杯FS(12月18日・阪神、芝1600メートル)へ。アルテミスS2着のリバティアイランド(牝、中内田)は阪神JF(12月11日・阪神、芝1600メートル)に向かう。
新谷勢の動向。JBC2歳優駿を制したゴライコウ(牡)は年内休養。札幌2歳S4着のジョウショーホープ(牡)は、レーン騎乗で東スポ杯2歳S、10月の阪神で新馬戦Vのアイルシャイン(牡)は京都2歳S(26日・阪神、芝2000メートル)に向かう。ファンタジーS11着のサツマノオンナ(牝)は放牧へ。
10月中京の新馬戦を圧勝したプラーヴィ(牡、杉山晴)はカトレアS(26日・東京、ダート1600メートル)へ。同レースでの復帰を目指していたヤマニンウルス(牡、斉藤崇)は、頓挫でいったん予定を白紙に戻す。
〈美浦〉東スポ杯2歳Sの1週前追い切り。中京の新馬戦を8馬身差で圧勝したハーツコンチェルト(牡、武井)は、Wを単走で6F82秒9-37秒4-12秒0。武井師は「1回使って力強くなっている」と好感触。ハーツクライ産駒の良血馬ダノンザタイガー(牡、国枝)はWで併せ馬。ラスト1F11秒4の切れ味で古馬に2馬身先着した。「抜け出してからフワッとしたけど、いい動きだった」と国枝師。10月の東京で新馬戦を勝ったガストリック(牡、上原博)もWの併せ馬で先着。「楽に(ラスト1F)11秒7が出たね」と上原博師は評価した。