ライトクオンタムは桜花賞へ
「POG3歳馬特選情報」(28日)
〈栗東〉ディープインパクト産駒最後の世代の一頭で、新馬-シンザン記念を連勝中のライトクオンタム(牝、武幸)は、桜花賞(4月9日・阪神、芝1600メートル)に向かう。所属する社台サラブレッドクラブが2月28日、ホームページで発表した。
サウジダービー3着のデルマソトガケ(牡、音無)はUAEダービー・G2(25日・UAEメイダン、ダート1900メートル)に転戦する。鞍上はルメールにスイッチ。「オーナーの意向もあり、ドバイをよく知っている騎手ということで」と音無師。その後はポイントの加算次第でケンタッキーダービー・G1(5月6日・米チャーチルダウンズ、ダート2000メートル)へも出走意欲を見せている。
破竹の4連勝でマーガレットSを制し、オープン3勝目を挙げたビッグシーザー(牡、西園正)は、放牧を挟んで葵S(5月27日・京都、芝1200メートル)で重賞初挑戦。僚馬で6着のトールキン(牡)も同レースへ。僚馬のスマラグドス(牡)は18日の中山6R・1勝クラス(芝1600メートル)へ向かう。
母に重賞2勝馬ドナウブルーを持ち、近親にジェンティルドンナやジェラルディーナがいるドナウパール(牝、斉藤崇)はフラワーC(18日・中山、芝1800メートル)へ。
あざみ賞を制したタマモブラックタイ(牡、角田)は状態次第でファルコンS(18日・中京、芝1400メートル)へ。つばき賞8着のティムール(牡、中竹)は若葉S(18日・阪神、芝2000メートル)を視野に。
〈美浦〉熱発で弥生賞ディープ記念を回避したキングズレイン(牡、手塚)は2月28日朝、角馬場で運動した。手塚師は「もうピンピンしているよ」と無事を強調。目標を毎日杯(25日・阪神、芝1800メートル)か青葉賞(4月29日・東京、芝2400メートル)に切り替える。
阪神JF2着のシンリョクカ(牝、竹内)は来週帰厩。予定通り桜花賞に直行する。無傷2連勝でフリージア賞を制したホウオウビスケッツ(牡、奥村武)はスプリングS(19日・中山、芝1800メートル)へ。