巻き返す◎ワカミヤオウジ

【月曜・中山1R・3歳未勝利】

 ◎アイアンゾーンの前走は、2頭で激しい逃げ争いを演じて前半3F通過が33秒5。同日に行われたG3・カペラSより0秒1遅いだけの激流だった。そんななか、2着に粘ったアールランペイジは次走、確勝級。覚えて置いて損はないだろう。◎は14着と派手に失速。ただ、限界まで走り抜いたことが心臓強化につながり、また他陣営へのプレッシャーにもなる。逃げ、先行馬は共倒れを恐れて追い掛けづらい存在に。攻め気配も上向いており、伸び伸びと逃げられるようならアッと言わせるシーンがあってもいい。単勝&馬連で。

【月曜・中山9R・初凪賞】

 ◎ワカミヤオウジの前走は大外枠で出遅れてしまい、ポジションを取るために前半からかなり脚を使ってしまった。さらには向正面からまくる馬がいて引くに引けない展開。脚をためるところがなく、4角で苦しくなったところで挟まれる不利まで-。全くかみ合わない一戦だった。前半が同様のペースで流れた4走前の伏竜Sは、ラスト3F36秒4の最速上がりを駆使して4着に追い込んでいる一頭。ひと叩きして体を絞り、ブリンカー装着の今回は巻き返す。単勝&馬連。

【月曜・中山12R・4歳上1000万下】

 前走の◎ビリーバーは直線で狭いところに入ったものの、スペースを見つけると一気に抜け出し先頭へ躍り出るシーン。外めをスムーズに伸びてきた勝ち馬にはわずかに及ばなかったが、高く評価できる内容だった。舞台は引き続き中山芝6F。荒れた馬場は歓迎のクチで、出来もキープ…強敵が不在のここは中心に期待できる。近走、中山では安定している○ショウナンマッシブが相手の本線に。

(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)

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