【土曜・中山７Ｒ・２歳未勝利】

　◎ユイノゴトクの前走はいつも以上にテンションが高く、発馬であおったことでスイッチが入ってしまった。ハナを奪ってからもコントロールが利かず、思いも寄らない大逃げの形に。さすがに最後は脚が上がったが、レコード決着の３着に踏ん張り、まともだったら…と思わせる内容だった。この中間は攻め過ぎないように調整して、落ち着き十分。息の入れやすい中山１８００ｍなら、前走のようなことはないはず。今回の相手関係からもＶ有力だ。

【土曜・中山１２Ｒ・３歳上２勝クラス】

　◎セナリストの前走は差し有利の馬場の恩恵があったとはいえ、大外をぶん回して差し切り勝ちと、着差以上に強い内容。中間にしっかりと休ませて芯が入ったことで、丸みを増した馬体＆バネが利いたフットワークに成長した。目下の出来なら、昇級戦でいきなり通用してもいい。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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