競馬界の”超豪華”忘年会シーズン到来 ごちそうさまです
12月になり、忘年会の時期を迎えた。以前は100厩舎近くがわずか4週間で、それも仕事の都合上、水、木、日曜に集中して行われたため、はしごが当たり前だった。そんな経緯もあり、最近は忘年会をやめて新年会に切り替える厩舎も増えたが『花盛り』であることは間違いない。
さて、厩舎の忘年会とは一体どんな感じなのかを、今週の当欄では触れてみましょう。厩舎によっては有名人をホテルに呼び、ディナーショーのような忘年会もあれば、日本料理店で鍋というケースもある。総じて言えるのは、とにかく食べ物が高級であることだ。
まあ、ワタクシが一般庶民ということもあるのだが「こんなにおいしい肉や刺身は、めったに食べられないよ!」みたいな食材が並ぶのは当たり前。そのうえ、半数以上の忘年会ではビンゴ大会、クジ引き大会、じゃんけん大会などが催される。運が良ければ、高額の電化製品を持ち帰ることも可能だったりする。
騎手の場合は「招待していただきありがとうございました」と、主催者=調教師へ包み物を渡すことが恒例だが、マスコミは”ご招待”が当たり前。ワタクシとすれば本当に、至れり尽くせりというほかない。ただ、調教師さんも騎手からの包み物は懐へ入れるわけではなく、厩舎スタッフの大仲(控室)に回すことも当たり前にもなっている。「年に1回のことだから!」と調教師さんは皆さん口をそろえるが、かなりの出費であることは間違いなく、本当に太っ腹な方が多い。
とにかく、どの厩舎も内容を工夫して行うだけに「つまんね~。早く帰りたい」といった感じの忘年会はまずない。『さすがは、人々を魅了することが商売の方々が開く会だなあ』といつも感心させられている次第です。
(馬サブロー美浦支局・玉川 祝)
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