ケイバ熱盛ブログ「きさらぎ賞はヨーホーレイクで勝負だ」(2月6日)
お久しぶりです。年明けからしばらく、馬券が不調続きだった大西です。ただ、先週は予想した全56レース中21レースで的中し、その馬単収支も3400円のプラスと復調の兆しが見えてきました。今週こそは的中ラッシュの予感がします。ということで、突然ですが、日曜中京11Rきさらぎ賞の予想をお届けします。
数々のG1馬を輩出してきたクラシックへの登竜門です。今年は京都競馬場の改修で中京開催ですが、位置付けは同じでしょう。ただ、左回りに変わり、普段よりも1F長い2000メートル戦となるのは考慮すべき要素です。昨年12月から、ほぼ休みなく開催が続く中京は、馬場も荒れています。のちのマイラーも活躍していた例年より、スタミナ、タフさは必要でしょう。
◎ヨーホーレイクで勝負します。前走は今回と同じ距離で行われた中山のホープフルSに参戦。武豊Jが戦前、「自分から進んでいく方じゃないし、小回りの対応が鍵」と話していましたが、発馬がひと息だったにもかかわらず、前半5F61秒9の緩い流れを、メンバー最速タイの末脚で3着まで追い込みました。前有利の展開を思えば評価できる一戦。G1で好走した経験値も大きいと考えます。
前走後は短期放牧を挟み、ここを目標に調整。馬に合わせたローテーションで、数々の大レースを制してきた友道厩舎が、中5週で続戦するのは疲れがない証拠です。師も「短期間だけど、馬は良くなっている」と上昇気配を伝えます。デビュー2戦は稍重、重と力のいる馬場で連勝。「今の中京も合う。走りの感じから、左回りも大丈夫」と、自信をのぞかせていました。
調教を担当する大江助手や、1週前追い切りに騎乗した藤岡康Jが、「以前よりバランスが良くなった」と口をそろえるのも心強いです。荒れた馬場で質の高いパフォーマンスを維持するには、走りのバランスは重要な要素だからです。課題の発馬も中間に練習し、対策済み。五分のスタートが切れれば、前走以上の走りも可能なはずです。
現在、収得賞金が900万円の◎がクラシック出走を確実にするには賞金加算が必須で、この一戦にかける思いも強いでしょう。3歳伝統の重賞を制し、春の大舞台へと弾みをつけてくれるに違いありません。
相手の筆頭は、新馬戦が時計や着差以上に好内容だった○ダノンジェネラルです。半兄が18年ステイヤーズS2着馬アドマイヤエイカンで、血統的に距離延長は歓迎でしょう。▲ラーゴムは折り合いが鍵ですが、能力上位とみて3番手評価としました。