大会本部が注意、横浜・渡辺監督謝罪
「選抜高校野球・準々決勝、横浜2‐4関東一」(1日、甲子園)
日本高野連は、横浜・渡辺監督が審判に直接抗議したことについて、大会本部が試合中に注意したと説明した。高校野球特別規則では、「審判員に対して規則適用上の疑義を申し出る場合は、主将、伝令または当該選手に限る」(規則9・02=b)と定められている。
山口雅生事務局長は、「抗議は伝令を使わないといけない」としたが、「(同監督と審判が直接話したのは)、五回のグラウンド整備で審判が一塁側へ戻った際に“遭遇”した形で、審判が説明に行ったわけではない。結果的にそうなった」と話した。また、「(グラウンド整備間に)大会本部の総務委員が直接抗議、アピールができないと注意し、渡辺監督は『反省しています』と謝罪した」と、現状ではあらためて処分することはないとの判断を示した。